デリカフーズは、野菜の卸売りをしている会社です(東証第一部、証券コード:3392)

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業績について

平成29年3月期の業績についてご説明します。

連結業績について(平成28年4月1日~平成29年3月31日)

  売上高 営業利益
百万円 百万円
29年3月期
28年3月期
34,559
31,573
9.5
12.6
557
683
△18.4
△8.4

(%表示は対前期増減率)

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の景況感が好転し、雇用が改善する等緩やかな回復基調で推移いた しました。しかしながら、中国や新興国の景気減速や英国のEU離脱、米国の大統領交代といった海外経済の不確 実性に加え、国内では企業の設備投資や個人消費の伸びは勢いを欠く等、景気の先行きは依然として不透明な状況 が続いております。

青果物流通業界におきましては、夏場の相次ぐ台風の上陸によって、一大産地である北海道を中心に全国の生産 地が甚大な被害を受けたことで、根菜類を中心に品薄が続き相場が高騰いたしました。また、30年に1度といわれ る記録的な日照不足に見舞われたことにより、青果物収穫量の大幅な減少、品質の著しい悪化等、1年間を通じて 非常に厳しい経営環境が続きました。

このような経営環境の中、当社グループは当連結会計年度が中期経営計画「THE SECOND FOUNDING STAGE 2017」 の最終年度に該当することから、「拠点拡大政策の継続」、「食の安全・安心の追及」、「新規事業・新規マーケ ットへの参入」等を中心に業績向上のための施策を進めてまいりました。

具体的施策のうち、まず「拠点拡大政策の継続」については、平成28年6月に竣工した連結子会社東京デリカフ ーズ株式会社の西東京FSセンター(東京都昭島市)を中心に展開いたしました。最新の生産設備もさることなが ら、西東京FSセンター開設により、これまで地理的な条件で進出が遅れていた関東西部地区への出荷が可能とな ったほか、既存の事業所(東京FSセンター:東京都足立区、神奈川事業所:神奈川県大和市)との相互補完体制 が確立いたしました。

「食の安全・安心の追及」につきましては、当連結会計年度中に新たに連結子会社名古屋デリカフーズ株式会社 子宝工場(愛知県弥富市)で食品安全の国際規格であるISO22000認証を取得したほか、連結子会社大阪デ リカフーズ株式会社茨木工場(大阪府茨木市)や新設の西東京FSセンターでも同認証の取得を進めております。 また、このほかにも全国の工場に専任の「衛生品質トレーナー」を配置し、日々工場内の生産環境の確認や、作業 者の教育訓練に従事させる等、ハード・ソフトの両面から食の安全・安心を追求し、同業他社との差別化を図って おります。

「新規事業・新規マーケットへの参入」につきましては、当社グループがカット野菜・ホール野菜に次ぐ新たな 事業の柱と位置づける真空加熱野菜の製造・販売を西東京FSセンターにて本格的に開始いたしました。真空加熱 野菜は、野菜のおいしさと鮮度を重視した加熱調理済み野菜のことで、食材と調味液をフィルム袋に入れて真空密 閉の上、加温調理した商品です。当社グループの主な販売先である外食産業では、人手不足が慢性化する中にあっ て、調理時間の短縮と一定の品質維持は喫緊の課題であり、この真空加熱野菜は既に多くの外食産業から高い評価 をいただいております。名古屋かの里工場、奈良FSセンターにおいても製造・販売を開始しており、今後、積極 的に販路拡大を進めてまいります。

この結果、当連結会計年度における売上高は34,559百万円(前期比9.5%増)となりました。利益につきまして は、8月以降の相次ぐ台風上陸、記録的な日照不足・低温等の影響による野菜価格の高騰・品質悪化の影響が長期 化したことに加え、西東京FSセンターにおいて、業界初となる真空加熱野菜の量産ライン等、最新の生産設備・ 衛生設備を導入したことにより、当初発表の予測値を下回り、営業利益557百万円(前期比18.4%減)、経常利益 605百万円(前期比14.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は329百万円(前期比17.7%減)となりました。