デリカフーズは、野菜の卸売りをしている会社です

  • リンク
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 事務所マップ

デリカフーズ株式会社

ウェブ検索

当サイト内を検索

ゼブラフィッシュによる野菜の機能性研究論文が学術雑誌に掲載されました
野菜が持つ健康への効果を医学的に解明する研究(三重大学大学院医学系研究科ゲノム再生医学講座との共同研究)

2012年5月11日

デリカフーズグループでは、長年、野菜の機能性をゼブラフィッシュを用いて医学的に解明を行ってきましたが、 このたびその研究結果が学術論文として、「Nutrition & Metabolism」に掲載されましたので、ご報告致します。

また、当研究に携わっておりました、弊社の執行役員経営企画部長、田井中俊行が医学博士号を取得致しました。 今後は、医学博士としての見地から、デリカフーズグループの野菜の機能性研究に尽力する所存です。

論文タイトルは「Transcriptome analysis of anti-fatty liver action by Campari tomato using a zebrafish diet-induced obesity model」 〜「食餌性肥満ゼブラフィッシュを用いたカンパリトマトの抗脂肪肝作用の網羅的遺伝子発現解析(トランスクリプトーム解析)」です。

論文を公開しております。詳細は下記からご覧ください

研究論文(英語)
これまでの経緯、ゼブラフィッシュとは

論文
三重大学 ゼミ ゼブラフィッシュ

研究論文の日本語要約(abstract)

Background(背景)・・・野菜、野菜製品を多く摂取することは、肥満とそれに関連する病気(脂質異常症、非 アルコール性脂肪肝、ガンなど)に有効である。三重大学医学部大学院医学系研究科 薬理ゲノミクス分野では、以前に、内臓脂肪症、脂質異常症、脂肪症を持つ食餌性肥 満モデルのゼブラフィッシュ(DIO−zebrafish)を開発した。ゼブラフィッシュは雑 食系の実験動物であり、DIO−zebrafishを用いることで、野菜の抗肥満効果のトラン スクリプトーム解析に使用できると仮定した。

Results(結果)・・・糖度、ビタミンC、硝酸イオン、活性酸素消去能などを分析したそれぞれの野菜は、 肥満に対して違う効果を示した。その中でも「カンパリトマト」に注目し、「カンパ リトマト」は体重の増加、中性脂肪、内臓脂肪の蓄積を抑えた。 また、今回の我々の研究では、特に「カンパリトマト」による脂肪肝改善作用が優れ ていることを見つけ、そのトランスクリプトーム解析によりsrebf1の発現抑制による ことを見出した。また、srebf1が発現抑制するメカニズムのひとつとして、foxo1の 発現増加による新しいパスウェイを見つけた。

Coclusions(考察)・・・「カンパリトマト」は食餌性肥満を改善し、特に脂質合成に関連する遺伝子発現 (srebf1)の発現抑制により、脂質異常症と肝臓脂肪症を改善する。DIO−zebrafish はいろいろな種類の野菜の抗肥満効果を識別することができる。そして、野菜の抗肥 満効果の新しいメカニズムを見つけ、効能を評価する力強い手法となる。