野菜に含まれる硝酸イオン(硝酸塩)とは
硝酸イオン(NO3-)って何?

硝酸イオンは、自然界のどこにでも存在する窒素の化合物です。大気中や水中、土壌中、植物中、人間や動物の体内とあらゆるところに存在して自然界を巡回しています。
化学式ではNO3-と表わします。
N(窒素)、O(酸素)からできています。
野菜は硝酸イオンをどのように使うの?

土の中の硝酸塩は、水に溶けて硝酸イオン(NO3-)という形で野菜の根から吸収され、葉に運ばれます。野菜の体内では、複雑な化学変化を経て、硝酸をもとにアミノ酸が作られます。
アミノ酸は野菜の生長や消化吸収、呼吸などに使われます。
余分な硝酸イオンが多いと困るのはなぜ?
- 野菜の根が濃い硝酸で傷み、うまく水分を吸収できなくなる。
- 傷んだところから病原菌が入りやすくなる。
- 最終的に生育が悪くなり、軟弱になる。
- 病気や虫がつきやすいので、農薬散布回数が増える。
硝酸イオン(NO3-)は危険なもの?
- ヒトの胃は酸性なので、硝酸が亜硝酸へ変化することはなく中毒症状も起こりません。
- ヒトの乳児やお年寄りは、胃液の分泌が少ないため硝酸が亜硝酸へと変化してしまう場合があり、メトヘモグロビン血症が起こってしまいます。
- いくつかの条件が重なると、発ガンの可能性が高まる場合もあります。
日本では野菜にはまだ規制値は設定されていませんが、EUでは規制値を超える野菜の流通が原則禁止されています。
デリカフーズグループでは、様々な野菜の硝酸含量を測定し、データを蓄積しています。









