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デリカフーズ株式会社

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健康野菜塾

農林水産省に対する応募「野菜の産地廃棄に関する削減案」

昨今問題となっている「野菜の産地廃棄」に対し、平成19年2月16日農林水産省は代替案の公募を行いました。
デリカフーズグループは平素より、中身の良い野菜が正しく評価されるべきであると考えており、先日意見を提出いたしました。

農林水産省生産局野菜課企画班様

野菜価格が暴落した場合に実施する「産地廃棄」について見直しのアイディアの応募

 弊社は毎日、生産者が丹精こめて作った野菜を外食や中食を中心に納品させて頂いております。時折この丹精こめて作られた野菜が、ただ大量に収穫されたという理由で廃棄される現状を目の当たりにし、青果物を取り扱う一企業として何とかしなければと常々考えておりました。この度の野菜廃棄に対する改善案公募につきまして非常に感銘し、是非とも一緒に考えていきたいと思い、弊社としての考えを述べ応募させていただきたいと思います。

外観でなく「中味の栄養」で価格設定を-豊作の時の野菜は中味が濃い!
 一般的には、「野菜がたくさん収穫されたので、皆さんで食べましょう」と考えますが、実際には非常に難しいことであると思います。確かに「廃棄することはもったいない」と誰しもが思うことですが、そのために国民が、半強制的かつ義務的に、採れ過ぎた野菜を食べる事ができるかといえば、これは非常に困難であると思います。そこで必要なことは、「廃棄するぐらいにたくさん収穫できた時は、太陽の恵みをたくさん受け、中身の栄養分がたくさん詰まっている」という事実を国民に知らせることであると思います。弊社では多数の大学や公共の研究機関と共同で日々野菜の分析をおこなっており、この説明をするに十分なデータを持ちあわせ分析結果からも確信しております。この分析データを基に、「たくさん収穫ができたときの野菜は、自然の恵みを受け、中身の栄養価が高い野菜である」という事実を国民に対して啓蒙活動を行う必要があり、是非とも貴省でその後押しを行って頂きたいと思います。
具体的な施策といたしまして、外観での価格設定ではなく、「中身の栄養」を基に価格設定をする方向にもっていく事であると考えます。つまり野菜の中身で商品価値を決定します。今回のようにたくさん収穫が出来たときの野菜は栄養価が高い野菜であり、当然価値ある野菜ほど高値がつき、生産者はより収益をあげることができます。そしてその野菜を扱う、スーパーや外食・中食産業の売上や利益はむしろ上がります。消費者である国民は中身ある野菜であるから価値があり価格がついていると納得します。すなわち中身成分の表示によって商品価値を示す「価値の創造」の構築をすることが重要です。
この根底には、まず「健康日本21」にありますように一人一日350gの野菜に対して、現状300g未満です。野菜をもっと食べる必要性があることを国民に訴え、野菜の中にある栄養素が飽食の日本人に不足している栄養素であることをもっと啓蒙し、需要の拡大が必要です。これを実施するには消費者である国民が十分に認識できる上記のような環境作りが最も大切であると考えます。そのために貴省は、マスメディアに対し報道で協力して頂き、政府管轄である学校給食等にも「中身栄養分の多さ」によって野菜を使用することに対し理解頂けるようお願い申しあげたいと考えます。
栄養素の多少より、免疫力・抗酸化力・解毒力などでアピールを!
 また、実際に販売するには、どのような表現が適切か検討する必要性もあります。従来のカロリー栄養学や食品分析表(五訂)のように栄養素が多い少ないで判断する栄養表示ではなく、分子栄養学を中心に代謝まで考えた栄養表示医学会も予防医学に重点置きはじめ、栄養学もカロリー栄養学から分子栄養学へと変化しております。弊社では抗酸化力、免疫力、解毒力のような、本来野菜を食べる目的を消費者が理解しやすい言葉で、一目で見て解る表現が必要であると考え研究分析してまいりました。例えば、健康日本21では「野菜は1日350g以上摂取が望ましい」とありますが、この350gの野菜に含まれる抗酸化力がどれだけあるか調べることができます。(野菜350gには抗酸化力4000ユニットが含まれています。詳細につきましては、別途ご説明いたします。)
今回のように畑で廃棄された野菜は、弊社の分析に基づけば、抗酸化力などは多く含まれていると断定できますので、その量(抗酸化力)の多さを表示し、消費者である国民に訴えることができると思います。そのためには医・食・農が連携し、代謝を考えたエビデンスをもとに抗酸化力、免疫力、解毒力の成分量によって野菜を評価するシステムの構築が必要となります。医学会も予防医学に重点置きはじめ、栄養学もカロリー栄養学から分子栄養学へと変化しております。弊社では野菜評価の裏づけ(エビデンス)を構築する医・食・農の連携チームを結成し、表現する方法を作り上げてきました。
しかし、栄養価が多いか少ないかだけの従来の評価をしますと、自国で生産した野菜よりも輸入野菜の評価が高い場合はどうするのかという懸念があると思います。弊社では野菜の分析から得られた裏づけ(エビデンス)により、自国で生産された野菜こそが日本人にとって必要な野菜であるということを理解できる評価も考えております。これらにより国民が自国で生産された野菜の購入意欲を増すような構造を作り上げたいと考えております。
野菜の収穫量に合わせたメニューの開発を!
 次に問題となることは、廃棄されるべき野菜をそのまま流通して使用したならば、他の野菜の使用が減るのではないかという懸念です。同時に天候など自然の条件により、その時期にどのような野菜が多く収穫されるか事前に予測することは難しいことです。そのためには2つの観点から事前にメニューの開発をおこないたいと思います。まず1つめは、多く収穫された野菜は処分することなく、自然の恵みの中身を活かしたメニューの開発、そしてもう一つは、多く収穫された野菜ばかりに着目するのではなく、同じ時期に収穫される他の野菜も余ることなくきちんと使用ができるメニューの開発です。つまり、飽食の日本人に不足している栄養素を補う考えの観点と、大量に獲れた野菜や他の野菜の収穫量を考える観点の両面を考えたバランスの取れたメニューの開発です。このメニュー開発は弊社グループのデザイナーフーズ㈱が中心となって外食産業用(レストラン、ファーストフード等)や、スーパー用、高級食用など実需者に合わせて作成して参りたいと思います。以上が、廃棄される野菜の生鮮野菜としての使用方法です。
一方で、将来の日本の食糧事情を考えると、「増産と備蓄」は大切なキーワードとなり得ます。日本の食糧自給率向上を目指した「増産」の必要性と、将来に備え、間違いなく来るであろう食糧難に向けて「備蓄」の技術が必要です。今回のような大量に収穫された野菜を生のまま冷凍保存する技術の確立の必要性があります。そのためには工業界(大手自動車メーカーや電気メーカー等)における最新の技術を駆使して、野菜の鮮度を保ったままの冷凍保存プロジェクトも進めております。このようにしてできた商品は自国で消費することはもちろんの事、発展途上国や災害救護の援助として使用することも可能です。例えば、冷凍保存技術があれば、その保存期間を延ばせるため、遠く離れた国へでも輸送が可能です。
 今回の企画に対し弊社は、独自に資金を賄って参りましたし、今後も変わらず弊社グループでその費用を工面し進めて参りたいと考えております。その中で貴省には、国民へ「中身での野菜評価」に対する啓蒙活動を是非とも行って頂きたくお願いを申し上げます。
 以上、弊社が平素より考えております案について述べさせていただきました。今回の企画に対しまして、是非とも協力させていただきたく、お願い申し上げます。

※ デリカフーズホームページをご覧の皆様
最後までご覧いただきありがとうございます。この産地廃棄削減案に対して皆様のご意見をお聞かせください。>> 「お問い合わせ」のページ