IRニュース

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様へ

株主の皆様へ

代表取締役社長より
株主の皆様へご挨拶

代表取締役社長

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。当期も事業報告をすることができましたのは、ひとえに株主の皆様のご理解ご支援の賜物と重ねて御礼申し上げます。

当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善などを背景に景気の緩やかな回復傾向が継続する一方で、ウクライナ情勢の長期化や米国における新政権誕生など地政学的リスクの高まりに加え、物価高や円安基調の継続、金融資本市場の変動の影響、個人消費の伸び悩みなど、先行きは依然として不透明な状況にあります。

このような中、当社の主業である青果物流通事業は、外食需要の堅調な推移や省力化ニーズの高まりを背景に、着実に売上を伸ばしました。その他、BtoC事業においてはミールキット商品を中心に商品ラインアップや販路の拡充を推し進め、物流事業でも「物流業界の2024年問題」を好機としてグループ外売上の拡大に努めました。以上の結果、当連結会計年度における売上高は、58,762百万円(前期比11.2%増)と3年連続で過去最高を更新しました。

損益面では、従業員の処遇見直し、商品開発・研究開発への積極的な先行投資等に伴う経費増が発生する中、2024年4月に開設した大阪FSセンターにかかる一過性の諸経費が発生したこと、春先の長雨や夏場の猛暑、秋以降の少雨等、天候不順の影響で輸入商材を含め、各種野菜の仕入価格が過去に例を見ないレベルで急激に、また長期にわたり高騰したことが収益悪化要因となりました。しかし、第4四半期に入り野菜価格が総じて落ち着く中、現場オペレーションの効率化を一層図ったことに加え、お取引先様への丁寧な説明を実施した上での売価改善などの効果もあり、収益体質の強化が着実な成果として表れるようになりました。

最終的に、当連結会計年度の営業利益は805百万円(前期比29.0%減)、経常利益は884百万円(前期比29.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は542百万円(前期比46.5%減)と、いずれも減益となったものの、2024年10月に修正した業績予想を上回る着地となりました。

当社としては、引き続き中期経営計画の基本方針を着実に実践し、事業基盤の拡充に努めてまいります。また、調達面の強化を進め、仕入コストの安定的なコントロールを実現することに加えて、2025年4月に稼働を開始した玉ねぎ加工専用工場(大阪)を始めとする生産面の効率化など筋肉質な収益体質への改善も図ってまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続きのご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2025年6月 代表取締役社長 大﨑善保

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株式情報

株式情報

株式の状況(2025年3月31日現在)

商号 デリカフーズホールディングス株式会社
英文社名 DELICA FOODS HOLDINGS CO., LTD.
設立 平成15年4月1日
資本金 17億7,236万円
従業員数(連結) 794名(他、平均臨時雇用者数 2274名)
本店所在地 〒121-0073 
東京都足立区六町四丁目12番12号
発行済株式総数 16,372,000株
決算期 3月31日
定時株主総会 毎年6月
公告掲載方法 電子公告により行う(ただし、電子公告によることができない事故その他
やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載する方法により行う)
株式上場取引所 東京証券取引所スタンダード市場(証券コード:3392)
株主名簿管理人 (平成21年12月12日より)
東京都府中市日鋼町1-1
郵送先
〒137-8081 
新東京郵便局私書箱29号
三菱UFJ信託銀行株式会社
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株主優待

株主優待

デリカフーズホールディングスでは“農”と“健康”を繋ぐ創造企業として、より多くの皆様に 取り扱う青果物の魅力を認知いただき、健康増進の一助となることを目的として「株主優待」を実施しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

権利確定日

9月30日

対象株主

当社株式を6か月以上継続して保有され、毎年9月30日現在の当社株主名簿に記載または記録された、4単元(400株)以上の株式を保有いただいている株主様を対象といたします。

優待内容例

  • 青果ボックス、またはRAKUSAIオンラインショップポイント、
    またはクオカード(※写真はイメージです)

お届け先

9月30日現在の株主名簿に記載された住所に送付しております。
引越しによる住所変更、住居表示変更の手続きは口座を開設されている証券会社へご連絡ください。

お届け時期

クオカードのお届けは12月中を予定しております。
オリジナル青果ボックスは、入荷状況に合わせてお届けするため、お届け時期・時間指定はできません。
RAKUSAIオンラインショップでは商品ごとにお届け時期が異なりますので注文時にご確認ください。
詳しくはご案内状に同封のチラシをご確認ください。

ご注意

・優待品をご選択可能な株主様については10月下旬~11月中旬(予定)に株主優待ご案内状を送付させていただきます。期限内にご回答が無い場合は、「クオカード」を贈呈させていただきます。
・お電話によるお申込みは承っておりません。また、お申込み期限を過ぎてのお申込みはできませんので、あらかじめご了承ください。

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コーポレート・ガバナンスレポート

コーポレート・ガバナンスレポート

東京証券取引所にコーポレート・ガバナンス報告書を提出しております。

2025/06/26更新[PDF]

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ディスクロージャーポリシー

ディスクロージャーポリシー

  • IR活動の目的と基本姿勢

    当社は、株主・投資家の皆様への説明責任(アカウンタビリティ)を果たし、当社経営、事業活動への正しい理解と信用を得るため、業績、財務内容、将来ビジョンや経営戦略を公平、迅速、正確、そして分かりやすく開示することを基本姿勢とします。

  • 情報開示の基準

    当社は、証券取引に関する法令および証券取引所の定める適時開示規則等に従って情報を開示いたします。また株主・投資家の皆様に当社の理解を深めていただくため、適時開示規則に該当しない情報についても、公平かつ迅速な開示に努めます。

  • 情報開示の方法

    適時開示規則に該当する情報は、東京証券取引所の提供するTDnetおよび金融庁の提供するEDINETにて公開しています。またTDnetおよびEDINETにて公開した情報は、当社ホームページにできるだけ速やかに掲載します。さらに適時開示規則に該当しない情報についても当社ホームページに公開します。

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反社会勢力に対する宣言文

反社会勢力に対する宣言文

デリカフーズグループ(当社)は経営理念「徳・体・智」訓に則り、いかなる不法不当な要求行為に対しても断固としてこれを拒絶しすべての反社会勢力との関係を遮断するため次の通り宣言します。

  • 各目のいかんを問わず反社会勢力とは一切の関係を持たない。
  • いかなる不当要求に対しても組織全体でこれを排除する。
  • 不当要求に対しては警察等外部専門機関と連携し刑事事件化も躊躇しない。

以上、宣言致します。

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財務・業績

業績について

業績について

2025年3月期の業績についてご説明します。

連結業績について
(2024年4月1日~2025年3月31日)

売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
2025年3月期 58,762 11.2 805 △29.0
2024年3月期 52,823 10.2 1,134 78.4
2024年3月期 2025年3月期
百万円 % 百万円 %
売上高 52,823 10.2 58,762 11.2
営業利益 1,134 78.4 805 △29.0

当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国経済は所得・雇用環境の改善などを背景に社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向を続けました。その一方で、ウクライナ情勢の長期化や米国における新政権の誕生など地政学的リスクの高まりに加え、物価高や円安基調の継続、金融資本市場の変動の影響、個人消費の伸び悩みなど、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。

当社グループの主要顧客である外食産業においては、好調なインバウンド消費の寄与もあって需要は堅調な推移を続けていますが、慢性的な人手不足による人件費の上昇、原材料価格の高騰、物流費の高止まり、物価高に起因する消費者の節約志向が継続するなど、経営環境は依然厳しい状況が続いています。

こうした中、当社は、「青果物加工流通分野」において野菜の価値を追求し、未来に向けた「持続可能な農業」と「食を通じた健康増進」を実現する付加価値創造企業として、数々の施策を重ねております。2024年5月には、長期ビジョンとして当社の「10年後のありたい姿」を改めて設定した上で、「第五次中期経営計画 keep on trying 2027」を発表し、「各種ポートフォリオの変革」「青果物サプライチェーンの構造変革」「研究部門・開発部門への投資拡大」の基本方針の下、数々の具体的な施策展開を推進しているところです。

当連結会計年度において、当社グループは外食需要の堅調な推移や省力化ニーズの高まりを捉えることで、引き続き着実に売上を伸ばしました。主業である青果物流通事業を担うデリカフーズ㈱において、継続的に取引業種バランスの最適化を図りながら、新たなお取引先様ニーズへの積極的な対応を進めた他、消費者向けミールキットを手掛ける楽彩㈱を中心に、BtoC事業の拡充も推し進めました。また、物流子会社であるエフエスロジスティックス㈱も、「物流業界の2024年問題」をチャンスととらえ、新規開拓によるグループ外売上の拡大に努めました。以上の結果、当連結会計年度における売上高は、58,762百万円(前期比11.2%増)と3年連続で過去最高を更新しました。

一方、損益面では、正社員・パート従業員の処遇見直し、商品開発や研究開発への積極的且つ継続的な投資等に伴う経費増が先行的に発生する中、2024年4月に開設した大阪FSセンターの立ち上げにかかる一過性の諸経費が発生したこと、第3四半期までは天候不順(春先の長雨、夏場の猛暑、秋以降の少雨等)の影響で各種野菜の生育不良・品質不良が発生し、輸入商材を含め、過去に例を見ないレベルで急激に、また長期にわたり仕入価格が高騰したことが収益悪化要因となりました。しかし、第4四半期に入り野菜の価格が総じて落ち着く中、仕入・在庫の厳格管理、廃棄ロスの削減、人員配置・物流の最適化などの現場オペレーションの効率化を一層図ったことに加え、お取引先様への丁寧な説明を実施した上での売価改善などの効果もあり、売上高収益体質の強化が着実な成果として現れるようになりました。

以上の結果、当連結会計年度の営業利益は805百万円(前期比29.0%減)、経常利益は884百万円(前期比29.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は542百万円(前期比46.5%減)と、いずれも減益となったものの、2024年10月に修正した業績予想を上回る着地となりました。

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業績・財務の推移

業績・財務の推移

【売上高】

売上高

【経常利益】

経常利益

【当期利益】

当期利益

【資産合計・自己資本・自己資本比率】

資産合計・自己資本・自己資本比率
(百万円)
  2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
売上高 40,413 31,725 39,788 47,925 52,823 58,762
経常利益 641 ▲1,031 ▲ 242 769 1,258 884
当期純利益 360 ▲953 ▲ 746 702 1,013 542
資産合計 21,873 22,632 22,945 24,866 28,848 26,640
自己資本 8,023 7,116 6,236 7,715 8,750 9,030
自己資本比率 36.7% 31.4% 27.2% 31.0% 30.3% 33.9%
 

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業績の推移(四半期)

業績の推移(四半期)

【売上高(四半期)】

売上高(四半期)

【経常利益(四半期)】

経常利益(四半期)

【当期利益(四半期)】

当期利益(四半期)
【売上高】
(百万円)
2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
1Q 9,930 5,460 8,578 11,382 12,233 13,606
2Q 20,429 14,043 18,118 23,227 25,334 28,056
3Q 31,021 23,582 29,512 35,702 39,325 43,504
通期 40,413 31,726 39,788 47,925 52,823 58,762
【経常利益】
(百万円)
2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
1Q 223 ▲756 ▲220 61 321 54
2Q 373 ▲1,015 ▲ 611 114 379 ▲73
3Q 682 ▲783 ▲ 224 513 807 232
通期 642 ▲1,032 ▲ 243 769 1,258 884
【当期純利益】
(百万円)
2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
1Q 139 ▲601 ▲ 322 43 267 19
2Q 234 ▲776 ▲ 768 108 320 ▲66
3Q 433 ▲592 ▲411 462 633 125
通期 361 ▲953 ▲747 702 1,013 542
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キャッシュフローの推移

キャッシュフローの推移

【営業活動によるキャッシュフロー】

営業活動によるキャッシュフロー

【投資活動によるキャッシュフロー】

投資活動によるキャッシュフロー

【財務活動によるキャッシュフロー】

財務活動によるキャッシュフロー

【現金及び現金同等物 期末残高】

現金及び現金同等物 期末残高
(百万円)
2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
営業活動 2,435 72 857 1,696 1,686 3,797
投資活動 ▲3,308 ▲831 ▲1,102 ▲977 ▲4,874 ▲812
財務活動 1,953 1,142 140 290 1,935 ▲3,417
現金及び 現金同等物 3,931 4,314 4,209 5,219 3,966 3,533
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主な財務指標の推移

主な財務指標の推移

【売上高経常利益率】

売上高経常利益率

【ネットD/Eレシオ】

ネットD/Eレシオ

【総資産回転率】

総資産回転率

【ROE】

ROE
(百万円)
2020/3 期 2021/3 期 2022/3 期 2023/3 期 2024/3 期 2025/3 期
売上高経常利益率 1.6% -3.3% -0.6% 1.6% 2.4% 1.5%
ネット D/E レシオ 0.72 0.98 1.20 0.79 1,09 0.77
総資産回転率 1.85 1.40 1.73 1.93 1.83 2.21
ROE 4.5% -12.6% -11.2% 10.1% 12.3% 6.1%
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