デリカフーズは、野菜の卸売りをしている会社です(東証第一部、証券コード:3392)

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業績について

2019年3月期の業績についてご説明します。

連結業績について(2018年4月1日~2019年3月31日)

  売上高 営業利益
百万円 百万円
2019年3月期
2018年3月期
39,448
37,252
5.9
7.8
685
694
△1.2
24.5

(%表示は対前期増減率)

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用環境の改善が続き、全体として緩やかな回復基調で推移する一方、世界経済の減速傾向に対する懸念、米中貿易摩擦などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当社グループの属する青果物流通業界におきましては、上期において猛暑・豪雨等の天候不順、台風上陸、地震等の影響による野菜の調達価格の高騰や廃棄ロスの発生により業績に多大な影響を受けたものの、下期においては比較的平穏な天候に恵まれ青果物の調達価格及び品質が安定したことに加え、外食産業を中心とした納品先のお客様のご理解を得て価格修正にご協力頂いたことで、当社業績を回復基調に戻すことができました。

当社グループが提案した具体的施策のうち、まず「物流の強化とグループインフラの構築」につきましては、東京~名古屋~大阪間で定期幹線便の運行を開始し、独自の幹線便を整備したことにより物流外注費を削減し、主要事業所間の在庫相互融通による過剰在庫の抑制や廃棄ロス削減の効果を生み出しました。また当社グループ子会社のエフエスロジスティックス株式会社による自社物流の展開は順調に伸張しており、自ら作って自ら運ぶという新たなビジネスモデルとして確立すべく、デリカフーズグループの重要な戦略という位置づけで進めてまいります。

「新設事業拠点の安定稼動と更なる拠点拡大」につきましては、2018年5月にデリカフーズ株式会社名古屋事業所に中京FSセンター(愛知県弥富市)、2018年12月に東京事業所に埼玉FSセンター(埼玉県八潮市)を新規開設いたしました。これらFSセンターは仕分けや出荷といった従来の物流センターとしての機能のみならず、青果物の不作等に対応するためのグループ内でも最大級の貯蔵機能を有する施設となりました。中京FSセンターは西日本地区の、埼玉FSセンターは東日本地区のそれぞれ新たなグループインフラの拠点として機能しております。またエフエスロジスティックス株式会社においても2018年10月に大阪営業所を開設し関西地区における当社グループの自社物流の展開を開始し、今後は当社グループ以外の企業からの輸送・配送業務の受託も獲得してまいります。

「安定調達・安定価格の追求」につきましては、天候不順による青果物の不作が事業活動に与える影響を軽減するために、産地との連携を密にして青果物の生育情報を素早く入手し、一部産地が不作になっても別の産地で調達できるよう契約産地を全国に展開しています。さらに、新センターでの貯蔵能力強化や海外産地の開発、これまで事業会社ごとに行なっていた主要商品の調達を全国一括調達とする取組み等を通じて、安定調達・安定価格の実現に努めてまいりました。

これら各種経営施策の結果、当連結会計年度における売上高は39,448百万円(前期比5.9%増)となりました。また利益につきましては、上期における梅雨明け以降の記録的な猛暑、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、及び相次ぎ上陸した大型台風の影響により青果物産地が甚大な被害を受けてほぼ全ての野菜において収穫量が減少し、調達難による野菜価格の高騰が起こり、調達金額が大幅に増加して利益が減少しましたが、下期においては青果物の栽培状況が改善したことに加え、グループを挙げて生産性改善・コスト削減活動に取り組みました。しかしながら中京FSセンター、埼玉FSセンターの開設に伴う消耗品費等の立ち上げ費用の発生及び減価償却費の増加、物流事業における事業拡大・物流網構築に係る人員・車両確保費用の増加等により、営業利益685百万円(前期比1.2%減)、経常利益761百万円(前期比0.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は459百万円(前期比3.4%減)となりました。